英放送局のBBCは、メーガン妃が出演していたドラマ「SUITS/スーツ」や、その他の米国のテレビ番組に多額の公費を費やしているとして、国会議員たちから批判を浴びている。英紙デーリー・メールが1日、報じた。
英国の国営放送であるBBCは、iPlayerや従来の放送チャンネルで視聴できるようにするために、商業的な競合において他社よりも高額な入札をして、新番組や過去の番組を落札するという「非論理的な慣行」を止めるよう国会で指示された。
BBCは、2024年に米NBCユニバーサルと締結した高額契約でメーガン妃が出演していた法廷ドラマ「スーツ」の全9シ―ズン(うち7シーズンにはメーガン妃が出演)の放映権を獲得した。
しかし、1日に発表された報告書の中で、デジタル・文化・メディア・スポーツ委員会は、ライセンス料収入をより有効活用する必要があると主張しており、国内コンテンツへの支出の拡大もその一つとして挙げた。
同報告書は、より多くの人が納税するよう促すため、現在の年間180ポンド(約3万8000円)の視聴料を引き下げるべきだと要求している。
デジタル・文化・メディア・スポーツ委員会の委員長キャロライン・ディネージ女史は「政府は、放送局が持続可能で普遍的な資金源を確保できるようにしなければならない」と語っている。
BBCは、資産を最大限に活用し、受信料を支払う人々のために賢明な戦略を立てることで、その役割を果たすことができるとされている。例えば「スーツ」の他にもカナダの人気ドラマ「シッツ・クリーク」、米人気アニメ「スクービー・ドゥー」といった海外の人気番組を、商業的なライバルよりも高値で買い取るような非論理的な慣行を止めることが要求されている。
同委員会は6月、英ITVの戦略・政策・規制担当ディレクターであるマグナス・ブルック氏から、BBCが商業的なライバル企業を上回る入札を行うために、高額の資金を使用していることに関する苦情を聞いた。
ブルック氏は「私たちは定期的に競争関係にあることに気づきます。私たちはITVで放送したい米国のコンテンツについてBBCと交渉していますが、BBCに圧倒的な入札額で負けることが頻繁にあります」と語っている。
さらに同氏は「最近では、パブリックドメインの『シッツ・クリーク』が挙げられますが、BBCは他のどの企業よりも大幅に高い入札額を提示して、この作品を獲得しました。『スーツ』など、BBCが他の企業よりも高い入札額を提示して獲得した米国のコンテンツの例はたくさんあります」とBBCの「市場支配」を批判していた。











