メーガン妃とヘンリー王子が英国に帰国して以来、王室に対抗する「ライバル宮廷」を設立しようとしているのではないかという憶測が繰り返し持ち上がっている。英エクスプレス紙が21日、報じた。

 ヘンリー王子夫妻に当初はそのような意図はなかったものの、公務を行わない王室の一員として先週ノッティンガムを訪問したことで、多くの人々は「ライバル宮廷」がまさに始まろうとしていると考えるようになった。

 理由はヘンリー王子とメーガン妃は私人として慈善団体を訪問したにもかかわらず、非常に王室らしい振る舞いをしたからだ。これは、夫妻が慈善団体を訪問した際に行った公の場での行動や、その内容に一貫しているとされる。このことから多くの王室評論家は、夫妻が王室に対抗する「ライバル宮廷」を設立しよとしていると考えている。

 ここまでの流れは王室関係者をいら立たせるかもしれないが、キャサリン皇太子妃は夫妻の行動に動じていないようだ。ある王室コメンテーターによると、ヘンリー王子とメーガン妃が英国に帰国して以来、キャサリン妃には果たすべき重要な役割が一つあるためだという。

 それは夫であるウィリアム王子がチャールズ国王の後継者として前進し続け、疎遠になっている弟ヘンリー王子の行動に気を取られないように支えることだ。これは、ヘンリー王子とウィリアム王子が長年口をきいていないことで有名な確執があった過去の時期においても、彼女が果たした役割である。

 元BBC王室特派員のジェニー・ボンド氏は「ヘンリー王子とメーガン妃の行動によって彼女(キャサリン妃)の仕事が影を潜めてしまうとしたら、彼女はきっと腹を立てるでしょう。しかし、彼女はそれに気を取られることはないと思います。彼女は冷静な判断を下し、ウィリアム王子には前を向いて仕事に励み、彼らの行動に気を取られないようにと励ますと思います」と語っている。

 ボンド氏は「彼女が言ったように、がんは新たな視点を与えてくれるものであり、彼女はおそらく、恨みを抱いているには人生は短すぎると感じているのでしょう。まるでライバル関係にあるように見えるかもしれませんが、ヘンリー王子夫妻は少なくとも当面の間は、この地に留まるようです」と語り、ヘンリー王子夫妻の存在はキャサリン妃の眼中にないことを示唆した。

 ウィリアム王子とキャサリン妃は、ハリー王子とメーガン妃の英国帰国についてコメントしていない。また、近いうちに2人に会う予定もないと見られている。

 数週間前にチャールズ国王の代理としてヘンリー王子のチーム、政府機関、軍関係者、および地方長官宛てに送られた書簡の中では、夫妻が「殿下・妃殿下(HRH)」の称号を使用できなくなること、そして依然として「一般市民」であることが明確にされている。