ヘンリー王子が、兄のウィリアム皇太子と父のチャールズ国王との「壊れた関係」について沈黙を破った。英紙エクスプレスが20日、報じた。
GQ誌最新号のインタビューに応じたヘンリー王子は、かつて家族と築いていた関係を悲しんでいるかとの質問に「もちろん、そうです。家族という観点から言えば、兄弟間の意見の相違、子供と親、子供と片親の間の壊れた関係など、多くの人が共感できる問題だと思います」と答えた。
さらに王子は「私が話をする人たちと話していると、いつもその話題が出てくるので、どれほど共感できるものなのかよく分かります。人々は私たちを見て、『どうやって解決するつもりなんだろう?』と思うかもしれません。もしかしたら、それが自分の問題を解決するヒントになるかもしれません」と続けた。
「うまくいってほしくない人もいる。私はうまくいってほしい。世界では他にもいろいろなことが起こっているが、最も重要なのは和解すること。それが肝心な点です」とヘンリー王子はチャールズ国王、さらに疎遠になっている兄ウィリアム皇太子との和解を願っていることを示唆した。
しかし「過去の出来事に対するあなたの認識や考え方、そして過去を手放すかどうかは、皆さんにぜひやっていただきたいことです。過去の出来事が今もなお日々あなたに影響を与えているとしたら、それを手放すのはより難しくなります」と王室に対する批判的な言葉も飛び出した。
またヘンリー王子は悲しみを抱えながら成長していく中で直面した困難、報道機関との複雑な関係、自身のパブリックイメージをコントロールする方法、さらに一家で英国への帰国に理由についても語った。
「確かに、私たちの意識は変わったと思います。一度経験して、それについて話し、意識を高めることができれば、人々はそれがどういうことなのかを理解し、状況は少しずつ改善していくでしょう。必ずしもその行動を止めることはできないだろうが、行動は変わるかもしれないし、変わることを私は願っている」と王子は訴えた。
だが別の報道で王室伝記作家のヒューゴ・ヴィッカーズ氏は「こうした問題は内密に解決すべきだ。公の場に姿を現したり、インタビューに応じたりしても、状況が好転するわけではない。国民にとって、ヘンリー王子は邪魔な存在だ。彼の存在は、君主制への挑戦という印象を与えかねないと辛らつに批判した。
またヘンリー王子のインタビューは、王室一家が44年ぶりとなったオマーン国王の歴史的な国賓訪問を、ウィンザー城で迎え入れた同じ日に公開されたため、大きな物議を醸している。











