性風俗店の店長を恐喝したとして大学生の女(30)が警視庁に恐喝と恐喝未遂の疑いで逮捕された。
女は7月下旬、過去に勤務していた東京・台東区の性風俗店の店長に「往復のタクシー代をお支払いいただけるのなら売春防止法の刑事告発はしません」と要求し、現金7万5000円を手にした。さらに「刑事告発しない条件として100万円を振り込んでください」などと言ったという。
台東区の性風俗店といえば有名なのは吉原の風俗街だ。売春防止法の刑事告発というのは場所提供とみられ、20日に逮捕された女は「事実は間違っています」と容疑を否認している。
昨今は警察が違法スカウトグループの取り締まりに力を入れている影響で性風俗店の摘発が相次いでいた。今月、吉原の別の性風俗店が売春防止法違反(場所提供)の疑いで摘発されたが、スカウトバック(紹介料)に関するタレコミが発端だった。
女性従業員が店を刑事告発しようとするのは珍しい。風俗業界関係者は「店と女性従業員の関係はリスクにもなりうるということでしょう。過去に人気のないデリヘル嬢から相談された店長が努力が必要というアドバイスをしたら『本番しろってことですか!?』と曲解されて大騒ぎになったなんて話も聞きました。これも警察に駆け込まれていたらどうなったか分かりません」と話した。
業界関係者は戦々恐々となっている。












