〝炎の飛龍〟藤波辰爾(68)が、デビュー50周年記念ツアー最終戦「DRAGON EXPO 1971」(12月1日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で、亡き師匠・アントニオ猪木さん(享年79)の魂とともに戦う。棚橋弘至(46)と一騎打ちする節目の試合に、闘魂タオルを携えてリングに上がることを宣言。弟子の棚橋に対して、師匠直伝の〝猪木殺法〟の投入も示唆した。
いよいよメモリアルイヤーのフィナーレを迎える代々木大会には、10月1日に死去した猪木さんを会場に招待するプランもあった。藤波は「亡くなる2か月前にも、ベッドから下りて見送ってくれた際に『12月の何日だっけ?』と確認してくれてましたからね。猪木さんが亡くなったことで、なおさら僕自身、気持ちを新たにリングに立ちたいと思います」と気を引き締めた。
当日は師匠の思いとともにリングに上がるつもりだ。試合の入場時には、会場販売のみの限定100枚で発売される自身の50周年記念コラボレーションモデルの闘魂タオルを着用するという。
闘魂タオルはいわずもがな猪木さんの代名詞。「どこかで自分を引き締めるためというか。どういう形であれ身につけて上がって、猪木さんと一緒にリングにいたいんでね」と、来場がかなわなかった師匠の思いを背負って戦うつもりだ。
1970年の日本プロレス入団直後から付け人を務めた一番弟子。新日本プロレス時代の1988年8月8日横浜文化体育館大会での60分フルタイムドローは語り草となっている。「パートナーも務めたし、(猪木さんの)戦い方は嫌でも体にしみついているものがあるんでね。コブラツイスト、卍固め、インディアンデスロック…そういうの(猪木さんの得意技)はもう無意識に出るだろうね」と、タオルだけでなく〝猪木殺法〟の投入もほのめかした。
一方で対戦相手の棚橋は藤波のまな弟子だ。「相手もまた、僕のドラゴン殺法を意識して繰り出してくるでしょうからね。僕があえて猪木さんの技を使えば、藤波が猪木で、棚橋が藤波みたいな戦いになるかもしれないね」とニヤリ。猪木殺法とドラゴン殺法の激突も浮上し、代々木決戦はまさかの〝3代師弟対決〟の様相まで呈してきた。











