DeNAからソフトバンクにFA移籍した嶺井博希捕手(31)が23日、福岡市内のホテルで入団会見を行った。4年総額3億円(金額は推定)で背番号は12。
「自分の野球人生を考えたときに、いろいろ挑戦したいということで決断しました。新しい環境で自分を成長させらたらと思う」と意気込みを口にした。
大きなプラス効果が期待できる補強だ。チームには侍ジャパンの常連でもある経験豊富な甲斐拓也捕手(30)が不動の正捕手として君臨。若手揃いの2番手捕手勢が、首脳陣の信頼を勝ち取り、その座を揺るがすまでには至っていない。
将来的な「ポスト甲斐」の育成を考えた上でも、現状のまま海野や渡辺陸ら若手が2番手として基本的に一軍ベンチを温める体制が続くよりは、実戦機会となる二軍戦出場を含めた流動性があったほうがいいとの考えがある。
加えて「甲斐にとってのプラスも大きい」との期待もある。「今は若手、その前はベテラン(高谷二軍バッテリーコーチ)と、これまでチームの捕手同士で年齢が離れていたことがある。十分に経験値も積んでいる(1歳違いとなる)同世代の捕手が外から来たことは、甲斐にとっての刺激も多いはず」(チームスタッフ)。
もともとは今季限りで中日から引退した同期の捕手・山下の存在があったが、頭角を現して以降は同世代の捕手はいなかった。来季も6年連続でゴールデングラブ賞を受賞した甲斐が捕手の中心となることは間違いないが、打撃不振に陥るなど悔しいシーズンを送った中で、改めて切磋琢磨できる存在の加入は大きい。
もちろん、嶺井も2番手に落ち着くつもりはない。「いろいろと学びながらやっていきたいと思いますけど、勝負の世界なので自分も自分らしさをアピールして勝負していけたらと思います」。新天地で自らの地位を築き上げるべく燃えている。












