巨人の宮崎秋季キャンプでケース打撃練習に多くの時間が費やされた。 
 最終クール2日目(18日)、この日はあいにくの雨のため木の花ドームで練習。アップとキャッチボールを終えると午前9時半から今キャンプ2度目となるケース打撃練習が行われた。

「一死一、三塁」「カウント3―2」と実際に走者と内野手を配置。犠打、スクイズ、進塁打など大久保打撃チーフコーチが毎日のノルマに定めた「15項目のケース打撃」の成果が試された。

 打撃投手が変化球も投じるなど、より実戦に近い練習となった。打者のべ76人、約1時間半の練習を終えると川相昌弘総合コーチ(58)が野手陣を集めて総括。同コーチは「試合でサインが出た時に実行できるかが大事。(今回)できた人も本当の投手になったらできるかは分からないし、できなかった人はここでできないんじゃ本当の投手相手になかなかできない。オフシーズンの課題にしてほしい」とナインに求めた。

 今キャンプは若手中心となったがケース打撃は「2月(の春季キャンプ)もそうだし、1年続くと思う」とチーム方針として継続していくという。最後に川相コーチは「若い選手にはむちゃくちゃこの2か月が大事。実績ある人にちょっとでも追いつこうと思ったら今の気持ちを忘れないで、そのまま計画を立ててちゃんとやってほしい」と秋季メンバーたちにゲキを飛ばした。