2月ダョ! 全員集合――。阪神・岡田彰布監督(64)が来年の春季キャンプ(沖縄・宜野座)で、球団OBの赤星憲広氏(46)と鳥谷敬氏(41)を臨時コーチとして招聘する考えを明かした。

 猛虎の重鎮として長く存在感を発揮してきた岡田監督だからこそ、実現可能な夢プランだ。すでに赤星氏、鳥谷氏からは「参加OK」を取りつけており、あとは両者との日程調整さえうまくいけば、第1次岡田政権時の2005年に、チームを最後のアレへ導いた虎レジェンドたちが、再びタテジマを身にまとうことになる。

 岡田監督は「赤星も鳥谷も来るよ。あとは日程(の調整)次第やな」と笑顔。現役9シーズンで381盗塁をマークし、5度の盗塁王に輝いた「レッドスターエクスプレス」赤星氏には走塁や外野守備を、現役通算2099安打を放ち、5度のゴールデングラブ賞にも輝いた「ゴッドバード」鳥谷氏には、内野守備の極意などを現役虎ナインたちへ伝授させる考えだ。

 赤星氏は昨春、日本ハム・新庄監督の求めに応じ、同チームの春季キャンプ(沖縄・名護)にも臨時コーチとして参加。岡田監督も「赤星も日本ハムに行くんやったら、こっちにも来いやって(と伝えた)」と苦笑いしつつ、教え子との〝再会〟を心待ちにしている模様。実戦が集中するキャンプ後半は避け、2月上旬の早い時期に両レジェンドをグラウンドへ招く考えだ。

 赤星氏も鳥谷氏も虎指導者としての将来を嘱望されながら、現役引退後は古巣とやや〝疎遠〟な関係が続いていた。チームの歴史と伝統を紡ぎ直し、若虎たちの成長を促す2023年の春は、例年以上に華やかでにぎやかなものになりそうだ。