侍ジャパンの岡本和真内野手(26=巨人)が10日、オーストラリアとの強化試合(札幌ドーム)に「7番・三塁」で先発出場。3打数3安打を含む5打席連続出塁でWBC本大会出場に猛アピールを見せた。

 第1打席で左前打を放つと、四球を挟んだ第3打席でもドーム天井に打球を直撃させる左二塁打。その後も中前打と四球で出塁するなど9―0の大勝に大きく貢献した。

「何とか出塁したり、つなげたりしてやっていければいいなと思っていたので。今日、昨日と(安打が)出てよかった」(岡本)

 2019年3月以来、およそ3年半ぶりの日本代表となる岡本だが、本職の三塁はチーム内でも最激戦区と言われる。史上最年少の22歳で3冠王に輝いた村上(ヤクルト)を筆頭に、佐藤輝(阪神)、周東(ソフトバンク)らも控える。しかも巨人では中軸を任させる長距離砲が侍ジャパンでは下位打線を担うこともある。レギュラー争いどころか本選メンバー入りも厳しさは増すばかりだが、その中で慣れない一塁を守るなどして懸命のアピールを続ける。その最中で前日(9日)の2安打に続きこの日の3安打猛打賞。代表生き残りをかけ首脳陣に強烈な印象を与えたことは間違いない。

「(日の丸のユニホームを着てWBCに)行きたいな、選んでもらいたいなと思ってましたし、今回このユニホームを着させてやらせていただいた。もう一回着て(本選も)プレーしたいと強く思いました」と岡本。

 本大会出場を勝ち取るべく、最後まで全力を尽くすことを誓っていた。