今季限りで現役を引退した元阪神の糸井嘉男氏(41)が9日の強化試合・侍ジャパン対オーストラリア代表戦(札幌ドーム)の試合前、始球式のマウンドに立った。
現役時代の登場曲だったSMAPの「SHAKE」が場内に流れる中、金色のグラブとシューズを身につけてグラウンドに登場。かつての日本ハム時代の同僚で侍ジャパンのチームスタッフを務める鶴岡慎也氏を相手に力強い一球を投じた。投球後に金色のグラブを一塁側スタンドに投げ入れると、ひときわ大きな拍手が沸き起こった。
ファイターズ在籍時代に慣れ親しんだ札幌ドームではプロ入り当初、投手として大成できず野手に転向したことでマウンドに立てなかった経緯がある。それだけに糸井氏は「ここで投げることが目標というか夢やったんで。こうやって引退後に始球式ですけど呼んでいただいてうれしかったですね。札幌ドームも最後なんで」と感無量の様子。自身の投球に関しては「2点ですね。キャッチャーが悪い!」と口にし、周囲を笑わせた。
2013年には侍ジャパンのメンバーとして第3回WBCに参加した糸井氏は現日本代表の面々に「誰もが経験できることじゃない。うらやましいですよね。そういう中で真剣勝負を楽しんでまた金メダル目指して頑張ってほしいなと思います」。来年3月開催の第5回WBCを目指して戦う後輩たちに向け、エールを送っていた。












