侍ジャパンは9日から札幌ドームで、オーストラリア代表との強化試合2連戦を戦う。前日公式会見では初戦の先発マウンドに今永昇太投手(29=DeNA)が立つことも発表された。

 会見に出席した今永は相手のイメージについて「ものすごく鋭いスイングをするパワーヒッターがたくさん揃っている」と評した上で「なるべくゴロを打たせて外野の頭を越えられないように、持ち上げられないように、ボールを低めに集めていく」と続けた。

 札幌ドームは6月7日に行われた日本ハムとの交流戦で、自身初となるノーヒットノーランを達成したゲンの良い球場だ。だが「広い球場なのでファウルゾーンも広いですし、ストレートをある程度ゾーン内に投げて行ける球場ではあると思う」としながらも「明日は相手も違いますし、僕自身もここでそういう投球をしたというのも昔のことなので、また新しい投球ができるようにやっていきたいと思います」と述べ、気を引き締め直した。

 会見に同席した栗山英樹監督(61)も、新生・栗山ジャパンとなって初の海外代表チームとの一戦に今永を先発に託すことについて「まずは自分の持っているものを出してほしい。出してくれれば相手を抑えてくれると信じて送り出すので。魂を見せてくれると思う」と熱い言葉を並べた。

 一方のオーストラリア代表は2018年までの3年間でタイガースに所属し通算8勝をマークした元メジャーリーガーの32歳右腕ワーウィック・ソーポルドが先発する。来年3月開幕の第5回WBCでは1次リーグで日本と同じB組で対戦(来年3月12日・東京ドーム)するだけに、9日からの強化試合2連戦は両国の前哨戦として注目が集まる。