全日本大学駅伝(6日、名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮間)、10月の出雲駅伝を制した駒大が、大会新記録となる5時間6分47秒で3年連続15度目の優勝。来年1月の箱根駅伝で勝利を収めれば、史上5校目の〝3冠〟となる。

 他を寄せ付けない戦いぶりで大偉業に王手をかけた。2区でスーパールーキー・佐藤圭汰(1年)が4位から2位に押し上げると、3区の主将・山野力(4年)が首位に浮上。エース区間の7区では、大黒柱・田沢廉(4年)が49分38秒の区間新記録をマークするなど、3区以降は首位の座を譲ることなく、8区の花尾恭輔(3年)が最初にゴールテープを切った。

 各校が駒大をマークする中でも、改めて強さを示した。ゴール後に胴上げされた大八木弘明監督は「本当に選手たちに感謝している。よく大会記録で走ったなと。(5時間)6分台のタイムが出ると思わなかった。選手たちが攻めの走りをしてくれた。攻めの気持ちがあったので、今回の大会記録や区間賞につながった」と声をはずませた。

 かねて〝3冠〟を目標に掲げてきた駒大。長年にわたり、大学駅伝界の主役に君臨してきたが、〝3冠〟はまだ達成していない。主将・山野は「監督がすごく喜んでくれるのはやっぱり優勝。まずは2冠ができたので、あとはラスト1冠の箱根駅伝でしっかり優勝して、監督を満面の笑顔にさせたい」と頼もしい言葉を残した。