第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、1月)の5区で区間新記録を樹立した青学大出身の〝シン・山の神〟こと黒田朝日(22)が1日、新天地でも〝箱根路〟の再現に意欲を示した。

 黒田はこの日、都内で行われたGMOインターネットグループの入社式に参加。新社会人としてスーツに身を包んだ黒田は「競技面でも、それ以外のところでも人の心を動かせるようなことができる人間を目指したい」と抱負を口にした。

 箱根駅伝ではラストイヤーながら初の山上り区間を務め、5位から3分25秒の差をひっくり返す大逆転で2度の3連覇の立役者となった。新天地ではOBの吉田祐也や太田蒼生らも多く在籍する同社陸上競技部の一員となる。

 青学大と同じくGMOも今年の元旦の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で初優勝を飾ったことで、黒田はチームが掲げる連覇に向けて「そこに貢献できるような走りをするとともに個人でも世界を狙っていかなければならない」と力を込めた。希望区間にはエース区間の2区と、終盤に上りがある5区に名乗り出た。

 一緒に走りたい選手には大学同期の塩出翔太(旭化成)、佐藤有一(サンベルクス)、宇田川舜矢(コモディイイダ)らの名前を挙げた。さらに、今年の2区で22人のごぼう抜きを披露した吉田響(サンベルクス)との勝負を希望。〝正月男〟は新天地でも爆走して山を駆け上がるはずだ。