スピードスケートの平昌五輪女子500メートル金メダルで現役を引退した小平奈緒さん(36)は、サングラスにも〝こだわり〟を持っていた。
かねてオークリー社のサングラスを愛用する小平さんは、毎年テーマを設定した上でデザインを選択。スピードスケート関係者が「基本的には白が好きで、あとはテーマが明確にあるので、その色に合わせています」と明かすように、ラストシーズンとなった今季は本番用は白を、練習用は黒を基調としたサングラスを作成。自身のインスタグラムでは「最後のカスタムは、シンプルに。これから何色にでも彩れる白と、己を貫く黒にしました」と意図を明かしている。
また、レンズはクリアなものを使用。その意図について、同関係者は「一般的にサングラスはレンズの色を濃くすると度を強くしないといけない。小平さんは視界の見え方を優先していますね」と解説する。かつて小平さんは、視力の低下が原因で調子を崩したことがあった。そこで度付きのレンズを取り入れたところ、ストレスが軽減されてスケーティングのバランスなどが改善。その経験から視界には人一倍気を遣っている。
W杯の五輪個人種目で日本人歴代最多に並ぶ通算34勝をマーク。五輪の頂点も経験したスケーターは、誰よりも職人かたぎだった。












