新日本プロレスのタイチ(42)が、女子プロレス「スターダム」のゴッデス王者・中野たむ、なつぽい組を〝後継者〟に指名した。ザック・セイバーJr.とともに昨年のプロレス大賞最優秀タッグ賞を獲得したが、2年連続受賞は絶望的。そんな状況下で今年の同賞最有力候補に挙げたのは、受賞となれば史上初となる女子タッグだった――。
今年のタイチは1月にIWGPタッグ王座を失うと、シングル戦線でも不振が続いた。一方でザックは「NEW JAPAN CUP」制覇に加え開催中のTV王座初代王者決定トーナメントにも勝ち上がっており、来年1・4東京ドームの決勝戦に王手をかけている。
〝パートナー格差〟による危機感からタイチは今年の「ワールドタッグリーグ」(21日、後楽園で開幕)の辞退を決断。「別にケンカしたわけではなく、ザックには新日本のシングルベルトを取ってもらいたいし。俺自身もこのままじゃ情けないし、ここでザックに頼っても自分のためにならない」と理由を説明し、今後は自身もシングルタイトルとして鷹木信悟の持つKOPWに狙いを定める意向を明かした。
これにより2年連続ベストタッグ受賞の可能性は事実上消滅。しかも新日本タッグ戦線はベルトが海外に流出中とあって、同賞の有力候補がいないと分析する。そこでタイチが期待を寄せるのが、たむとなつぽいの「メルティア」だ。「実績もあるし、入場だけでも今まで見たことない華やかさがあるというか。明らかにどの団体のタッグチームより目立ってる状態でしょ」と太鼓判を押した。
1975年から制定された同賞で、女性同士のタッグによる受賞は過去にない。タイチは「なおさら彼女たちに取ってほしい。『革命を起こす』と言ってるし、新たな女子プロのタッグ革命を起こしてほしいなと。彼女たちが取ることで新日本の他のタッグ連中やYOSHI―HASHIも目が覚めるかもしれない。俺がドームで肩を叩いたのは一体何だったんだ…。期待が終わるのも一瞬だったな」とエールを送る。
スターダムとの合同興行(20日、有明)では金丸義信とともにたむ、なつぽいとの共闘が決定している。「ベストタッグを取った経験者としてやれることはやるよ。合同練習も必要とあればやるし、裏で選考委員を脅すことも考えている。もし彼女たちが受賞できたら、ユーチューブでデート企画させてもらおうかなと」。最後のコメントだけは看過できないが、とにかく2人の全面バックアップを約束した。












