日本シリーズ第5戦(京セラ)はオリックスが4―4に追いついた9回、主砲・吉田正尚外野手の劇的サヨナラ2ランで6―4と勝利。対戦成績を2勝2敗1分けのタイとした。第6戦は29日、再び舞台を神宮に移して行われる。

 ヤクルト守護神のマクガフのスプリットをとらえた瞬間、吉田正はサヨナラ本塁打を確信し両手を突き上げた。

吉田正尚が確信のガッツポーズ
吉田正尚が確信のガッツポーズ

 打球は本拠地ファンの大歓声を切り裂いて京セラドーム5階席に飛び込んだ。5回の1号勝ち越し弾に続く、この日2本目の一発は昨年の雪辱を果たす逆転日本一への執念が運んだ値千金の一撃となった。

 試合後、中嶋監督は「本当にすごい試合になりました。(吉田の2ランで)終わったなと(思った)。(ベンチで)なんて言ったかはちょっと覚えてないです。いろんなミスとかありました。最後こういう形になったのはよかったですけど、もう一回締め直します。なかなか勝てなかったですけど、これでタイになりました。あとは勝ち抜くだけだと思います」と少し興奮意味にコメント。敵地・神宮での逆転日本一を京セラのファンに約束していた。