来季こそは〝アレ〟したる――。阪神・岡田彰布新監督(64)が24日からスタートした秋季練習(甲子園)で本格始動。第1時政権時(2004年~08年)以来、14年ぶりとなるタテジマ姿で聖地・甲子園のグラウンドに姿を現し、「前回(第1次政権時)よりも新鮮な感じはある。(選手個々の)性格など分からない部分も多いので、コミュニケーションを取りながらやっていきたい」と抱負を口にした。

 全体練習開始前に、虎の新指揮官はナインへ「1年目から優勝を狙いに行く。ただし『優勝』という言葉を使うのは今日まで。明日からは(優勝ではなく)『アレ』と言うように」と訓示したとのこと。「そんな優勝、優勝て。現実に17年もしていないわけやから、あまりそんな言うような言葉じゃないと思うし。そんな長いで。今から優勝とかいってたら1年間」(岡田監督)

「予祝」という言葉に象徴されるように、矢野前監督はシーズン開幕前から「優勝しました」と連呼し、今春のキャンプ中にはナインに促される形で「予祝胴上げ」まで敢行。新旧指揮官の考え方の違いが、新体制始動初日から浮き彫りになった格好だ。

 岡田新監督の印象を問われた主砲・佐藤輝は「いやー、正直まだ分からないですけど、僕たちは監督についていって『アレ』を目指して頑張りたい」とニヤリ。鍛錬の秋へ向け腕をぶした。