無双右腕で初戦を落とすまさかの劣勢を強いられた。オリックスは22日、ヤクルトとの日本シリーズ第1戦(神宮)を3―5と惜敗。頼みの山本由伸に託した一戦を落とす苦しいスタートとなった。
エース・山本は初回にオスナに適時二塁打を浴びて2失点。同点で迎えた3回には、塩見に左中間に勝ち越しソロ、4回にはオスナにも左中間にソロを運ばれた。
雲行きが怪しくなる中、5回に先頭打者の代打・キブレハンに3球投じたところで山本に異変が発生。左脇腹がつった感覚を訴え、5回途中を4安打4失点、64球で緊急降板となった。
その後はリリーフ陣でしのいだが、1点差に詰め寄った8回に5番手・平野佳が村上に一発を浴び、3―5と初戦を落とした。山本が1試合に2被弾したのは、2020年8月11日のソフトバンク戦以来のこと。絶対エースが沈んでの黒星ショックに加え、展開次第で第6戦の先発も見込まれるだけに、不安を残した。
中嶋監督は「由伸? 分かりません。話してないです。まあ、異常があったんですから」としながらも「ああだこうだ言ってもしょうがない。切り替えることしかできない。引きずってもしょうがない。最後の決めのところですか。それができなかったので、何とか頑張っていかないといけない。反省して明日に切り替えていく。それしかない」と前を向いた。26年ぶりの日本一に向けて快勝スタートを見込んでいたオリックスが、いきなりの試練を迎えた。












