DDT・KO―D無差別級&KO―Dタッグ2冠王者の樋口和貞(33)が、〝ゲテモノパワー〟で、V4戦に立ち向かう。

 23日の東京・後楽園ホール大会で行われる「KO―D無差別級選手権試合」で坂口征夫(49)を迎え撃つ樋口。21日、都内で行われた調印式に出席し「今回は坂口征夫との戦いでもあり、自分との戦いでもあります」と力を込めた。

 先頭モードの王者は都内某所で「ゲテモノ料理」食いを敢行。「このサソリやクモみたいに、坂口征夫という存在は自分にとって毒でもあり、薬でもあるんです。だから毒でも薬でもなんでも飲み込んでやるっていう気持ちが表れてるんですよ」と不敵な笑みを浮かべた。

 これほどに闘志をみなぎらせているのは、坂口との過去があるからだ。

 樋口は力士時代に、左ヒザの靭帯を負傷。さらにはプロレスラー転身後の19年には、右ヒザ十字靭帯断裂の大ケガを負った。両ヒザのケガで限界を感じ、引退を考えた際、坂口から「お前あきらめんなよ。もう1回夢見てもいいんじゃないか」と声をかけられ、思いとどまったと明かす。

「本当に感謝していますし、そんな恩人とベルトをかけた戦いができるのは感慨深いです」

 だが、ここで王座を譲る気はない。「この戦いで勝つことが一番の恩返しだと思うので。坂口征夫もろとも飲み込んで、しっかり防衛してみせますよ」と宣言した。

〝ゲテモノ食い〟で勢いづく王者は、4度目の防衛を果たせるか。