【ドラフト1位の素顔 日本ハム・矢沢宏太投手(22=日体大)】二刀流ならぬ三刀流だ――。日本ハムから単独1位指名を受けた矢沢が神奈川県内にある日体大キャンパスで喜びを爆発させた。首都大学野球では外野手、投手、指名打者で計3回のベストナインを受賞。投打の活躍でチームをけん引した姿を日本ハムから高く評価され、11日のスカウト会議後には早々に1位指名を公表されていた。
描かれた未来図は、大谷(エンゼルス)以来となる二刀流選手の誕生だ。自身も「自分の場合はどういう起用になるかがすごく大事になる。まずはそこをしっかり話して、目標を立ててやっていければ」と投打での活躍に向けて意気込みは十分。新庄監督も「もっと二刀流、三刀流、四刀流ってあるかもしれないので、そこを見極めたい」と胸を躍らせた。
そんな矢沢だが、投打の二刀流以外にも意外な「武器」が隠されているという。苦楽を共にした日体大野球部の仲間は「矢沢は歌がめちゃくちゃうまいんです。カラオケにはいつもフリータイムで入りますし、採点したら95点以上をバンバン出します」と告白。矢沢自身もこの日の会見で「(オフの日などに)カラオケによく行きました」と明かしており、野球だけでなく歌にも〝全力投球〟しているという。
前出の野球部員は「バラードが得意。楽曲の年代問わず歌いますしね。(一番うまいのは)郷ひろみの『言えないよ』です」と明かした。
日本ハムを率いる新庄監督はパフォーマンスも重視するだけに、今後どこかで自慢の歌唱力を披露する機会を与えられるかもしれない。「歌唱力はかなり期待できます」(前出の部員)と太鼓判を押されており、矢沢の活躍と美声に北海道のファンが酔いしれる日も近そうだ。












