中日の小笠原慎之介投手(25)とダヤン・ビシエド内野手(33)が18日、9・10月度の「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。中日の投手では2020年9月度の大野雄大投手、野手では19年9月度の福田永将内野手以来となり、球団として投打ダブル受賞は09年6月度の川井雄太、和田一浩以来、13年ぶりの快挙となった。

 9月に小笠原は先発として5試合に登板し、無敗でリーグトップの4勝をマーク。同2位の防御率1・51の好成績で7年目にして初受賞した。ビシエドとともにナゴヤ球場に隣接する屋内練習場で会見に臨み「チャンスがあるなら取りたいと思っていた。負けなしというのはタンケ(ビシエドの愛称)もそうだし、野手の援護と助けがあってのもの。自分だけの力では達成できない」と感謝の言葉を口にし「今回はタンケと一緒に受賞できたのがうれしい。来年はもっと良い賞を取れるように頑張ります」と意気込んだ。

 今季初めて2桁となる10勝をマークし、2年連続で規定投球回にも到達。18年以来、2度目の来季開幕投手への思いを聞かれた左腕は「言える立場ではないが、立浪監督に『やれ!』と言われたらやります。やりたいとは言えないが、その準備だけはしておきます。気持ちはありますよ」と明かした。

 一方のビシエドは、今季は開幕から打撃不振やケガもあって離脱するなど苦しんだ。しかし、不動の4番として25試合に出場し、リーグトップの36安打を放ち、打率3割6分7厘、3本塁打、16打点とシーズンラストで大爆発。

 18年8月度以来、4年ぶり4度目の受賞を果たした主砲は「難しいシーズンだったが、最後にMVPが取れて良かった」と言いつつも「来年はポジティブにやりたい。今年はホームランも打点もあまりなかったし、期待に応えられなかった。毎年、良い成績は難しいが、今年の経験を生かして来年はもっといい成績を残したい」と反省も忘れなかった。