果たして「番長マジック」はあるのか。DeNAは6日に横浜スタジアムでシート打撃など全体練習を行った。8日から始まる阪神とのCSファーストステージ(横浜)を前に、三浦大輔監督(48)は「短期決戦なので入り方、初戦を取ることが大事」と述べ、気を引き締めた。
DeNAとCSと言えば、思い起こされるのは直近で進出した2017年と19年の〝仰天〟投手起用法だろう。当時チームを率いたラミレス前監督がエース・今永を17、19年ともにCSでブルペン待機させ、リリーフ起用した短期決戦ならではの奇策は「ラミ・マジック」とも称されるなど話題を集めた。
就任2年目で初のCS進出となった三浦監督が、前指揮官のようなサプライズ起用に踏み切るかが注目されている。
球団関係者は「三浦監督は今季のチーム躍進につながった8月の快進撃の最大の理由について『先発投手がゲームを作ってくれたこと』と言い切っており、それに伴う相乗効果でリリーフ、ひいては打撃陣にもいい影響が与えられたとも総括している。そう考えれば、エース今永をリリーフに回すような〝冒険〟はしないはず。下手に短期決戦だからと奇策を講じて策に溺れてしまうよりも、これまで通りのオーソドックスな戦い方に徹するほうが勝つ確率が高いと考えていると思う」という。
しかし、その一方では「〝何か〟をやるはずだ」とする声もある。CSでの対戦が濃厚な阪神・青柳は、昨季からの〝天敵〟だが、シーズン終盤の対戦では右打者の宮崎やソトをスタメンから外すなど、三浦監督の思い切った采配がクローズアップされた。データを重んじたラミレス前監督同様、三浦監督も「コーチ陣と意見を交換し合い、CS用の仕掛けを用意している」と予想する声も少なくない。
前年の最下位から2位へと躍進させた三浦監督。未知の領域のCSでは、その手腕が試されることになる。












