新日本プロレス25日の神戸ワールド記念ホール大会で、IWGP・USヘビー級王者のウィル・オスプレイ(29)がデビッド・フィンレー(29)の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。

 場外に設置したテーブルへのパワーボムなどフィンレーの怒とうの猛攻に苦戦を強いられたオスプレイは、20分過ぎについにトラッシュパンダ(変型首砕き)を浴びてしまう。しかし、カバーされた場所がロープ付近だったため、エスケープで九死に一生を得る。

 その後もパワーボムをウラカン・ラナで切り返され、オスカッターにカウンターのスタナーを合わせられるなど、窮地の連続。だが、ACID DROPを回避すると、スーパーオスカッターで形勢逆転に成功する。正面からヒドゥンブレイド(変型バックエルボー)を叩き込み、最後はストームブレイカーで激闘に終止符を打った。

 試合後のリングには、G1準決勝のリベンジを狙う内藤哲也が次期挑戦者に名乗り。その内藤と抗争中のザック・セイバーJr..も割って入ったため、両者が10月1、2日(日本時間同2、3日)の英国・ロンドン大会で次期挑戦者決定戦を行うことになった。オスプレイは「ナイトーでもザックでもどっちでもいいぞ。でも俺がベスト・チャンピオンだ」と高らかに宣言した。

 コメントスペースに現れたオスプレイは「なぜ俺が世界最高なのか分かるか? あらゆる団体のリングで、俺は誰よりも素晴らしいパフォーマンスを残している。俺のレベルを超えられる人間はいない。だが今夜、俺のレベルにマッチしたヤツが一人いた。デビッド・フィンレー! とんでもないパフォーマンスだった!」と対戦相手を称賛。

 その上で〝地元凱旋〟となるロンドン大会での自身の試合については「シングルマッチを要求する。相手は誰でもいい。地元の俺にとって楽しい試合になるぞ。もうすぐ世界は、俺がトップのニュージャパンを目撃することになる」と希望を口にしていた。