女子テニス世界ランキング48位の大坂なおみ(24)が現役引退の意向を示しているセリーナ・ウィリアムズ(40=米国)に〝惜別の言葉〟を送った。

 元世界女王で四大大会シングルス通算23勝を誇るセリーナと2018年全米オープン決勝で対戦。大坂がグランドスラム初制覇を果たす一方で、セリーナは試合中にラケットを投げつけたり審判の判定に暴言を吐くなど騒動を起こした。その後の表彰式でセリーナは観客のブーイングを制し、涙を流す大坂の肩を抱き寄せる場面もあった。

 大坂は今月閉幕した全米オープンを最後に引退の意向を示しているレジェンドについて「信じられない、素晴らしいキャリアを過ごしてきてくれた。そして、今はビジネスに関わる女性として活躍しているのも驚くばかり。全米オープンはみんなが感動する場面があったかと思うけど、それは彼女がいかに素晴らしいキャリアを過ごしてきたかの表れだと思う」と敬意を表した。

 さらに「自身がセリーナの穴を埋めたいと思うか」との問いには「私は誰かの穴を埋めるという考えについてはいろいろ考えてきたけど、不可能であると思っている。それぞれの選手が唯一無二の存在であり、違った道を歩んできたから、それを誰か別の人が埋めるのは不可能だと考えている」と自身の考えを明かした。