中日・根尾昂投手(22)の適性ポジションは先発か、それともリリーフか――。最終決定するまで侃々諤々(かんかんがくがく)の議論が巻き起こりそうな気配となっている。
落合ヘッド兼投手コーチは15日に、根尾について「いずれ先発という夢はあるけど、まだ僕は適性を見ている。どっちがいいのかはこれからだから。ここ(一軍)にいる間はリリーフとしての適性がどうなのかしっかりと見る。また宮崎に行くチャンスがあれば(先発を含めた)適性を見て、来春も適性を見て、本当にあの子が力になれるところを探しながら、監督と球団と考えながら一番いい選択をしていこうかなと思います」。今季中は一軍でリリーフとして起用し、10月10日から31日まで行われる宮崎・フェニックスリーグの中で先発テストを行う可能性を示唆した。
「課題になるのは球種の量。先発だったらもう少し(球種が)欲しいと思いますし、リリーフだったら(決め球の)スライダーをもっと確実にしなきゃいけない。ポジションによって課題は変わってくると思う」という落合ヘッドだが、根尾は今季途中から投手に転向したにもかかわらず、21試合に登板して防御率3・68とリリーフとしてまずまずの結果を残している。それだけに投手出身のOBの1人は「根尾は投球術を覚えて長いイニングを投げていくタイプではないような気がする。1、2回を目いっぱい投げて抑えるリリーフの方が合っているのではないか」とリリーフに適性アリと見ている。
一方、球団事情に詳しい関係者の間からは「根尾は四球で崩れる感じではないので先発として十分やっていける。先発なら打席にも入るのでそちらも見てみたい」とあくまで先発を目標にすべきという声が…。中日でダントツ人気を誇る根尾だけに投手としての成功を願う気持ちは誰もが同じ。フェニックスリーグ、そして来春のキャンプを通じて最終的にどんな決断が下されるのか注目だ。












