虎の安打製造機が止まらない。阪神・近本光司外野手(27)が3日の中日戦(バンテリン)で球団歴代2位となる29試合連続安打をマーク。11年にマット・マートンが記録した「30試合」の球団記録まで、あと1試合とした。

 好調のバットマンが真骨頂を発揮したのは、3点リードの6回二死。中日の先発・柳のカットボールを、巧みなバットコントロールで右前へ。5月28日のロッテ戦から続く連日の快音で、左翼席の虎党から大歓声を受けた。

 試合後の近本は「同じ兵庫県出身でもあるし、よくしゃべってくれるので、これを機にケガなく頑張ってくれたらいいなと思います」と右ヒジ手術から2019年以来、3年ぶりの一軍勝利となった上げた才木を持ち上げ、自身の活躍については多くを語らなかった。ただ、矢野燿大監督(53)は「これもチカ(近本)にとっては通過点というところ」と記録の更新に期待を寄せる。

 1979年に広島・高橋慶彦が記録した「33試合連続安打」のプロ野球記録もいよいよ視界に入りつつある。虎の背番号5から目が離せない日々が続きそうだ。