新たな育成の星が頼もしい快投だ。ソフトバンク・大関友久投手(24)が25日の日本ハム戦(ペイペイ)で今季2度目の完封勝利を挙げた。

 初回、先頭のリーグ首位打者・松本剛から自己最速152キロの直球で空振り三振を奪う立ち上がり。威力のある直球に変化球を交え、スコアボードに0を並べ、4安打無四球と付け入る隙を与えなかった。お立ち台では「完封は特別な感じがしてうれしいです」とはにかんだ。

 5月28日の広島戦(ペイペイ)以来となる待望の5勝目となった。直近3試合は勝ち投手の権利を持ってマウンドから降りながらも、救援陣が打たれて白星から遠ざかっていた。この日は今季初スタメンとなる海野と同級生バッテリーを組み、球数102球で最後まで投げ切った。

 これで今季は14試合に登板して5勝3敗、防御率1・94。プロ初勝利からトントン拍子で快進撃を続けている。藤本監督も「ずっと開幕ローテに入ってからいい投球をしてくれている」と大絶賛。「関脇くらいに上がったことにしときましょうか」。5月7日のロッテ戦(ZOZOマリン)で初完封を挙げた際の「前頭3枚目」から、三役への昇進を口にして笑みを浮かべた。

 チームも連勝で首位をガッチリとキープ。2位・楽天との差を1・5ゲームに広げた。