阪神は24日の中日戦(甲子園)に6―4で勝利。引き分けを挟む連敗を3で食い止め、4位に再浮上した。
積極的な代打攻勢が実り接戦をものにした。4―4の同点に追いつかれた直後の8回に佐藤輝、大山の連打などで一死二、三塁のチャンスを迎えると、ここから阪神ベンチはマウンド上の右腕・清水を攻略するため糸井、高山の両左打者を代打として起用。糸井は申告敬遠、高山は空振り三振に倒れ二死満塁となってから、3人目の代打・梅野が三遊間を割る決勝の2点適時打をマークしチームを勝利に導いた。
とはいえこの日の阪神ベンチの代打策にはこれまでの〝セオリー〟と微妙な変化もあった。メル・ロハス・ジュニア外野手(32)に出番がなかった点だ。スイッチヒッターとして、主に対右投手の代打として起用されてきた背番号24だが、この日は右打者の梅野に出番を〝奪われる〟格好に…。
代打成績0割7分1厘という成績を鑑みれば仕方がないとも言えるが、推定年俸250万ドルの2年契約で、球団から三顧の礼をもって迎えられた〝元・大物助っ人〟の現状はあまりにも寂しい。
チームが今季ここまで喫した38の黒星のうち、約半数の18が1点差での敗戦。豊富な投手力で失点を可能な限り抑え接戦を勝ち切るしかない現状において、勝負どころでの「あと1点」をもぎ取るピンチヒッターのチョイスは首脳陣としてもシビアにならざるを得ない。
20日に球団は、新外国人のアデルリン・ロドリゲス内野手(30=前パドレス3A)の獲得を発表。限られた外国人枠を争うロハスの立場はますます厳しくなる一方だ。
ロドリゲスは来月中旬ごろにチームに合流予定。居場所としてきた対右の代打要員としての出番すら減りつつある現状では…。ロハスの「カウントダウン」は刻一刻と迫っている。












