阪神31日の広島戦(甲子園)に6―5で競り勝った。
試合は4回まで4―1とリードするも、先発・伊藤将司(26)が菊池涼の逆転弾などで4―5とひっくり返される何とも苦しい展開。だが、直後にクリーンアップが見事な集中力を披露した。
5回、広島3番手・コルニエルに対し二死から佐藤輝が右前打で出塁すると、次打者・大山の2球目に「狙っていましたし、思い切ってスタートが切れた」と二盗に成功。好調・大山が4球目のスライダーを中前にはじき返し、すぐさま5―5と試合を振り出しに戻した。大山は「すぐに同点にできて良かった」と胸をなでおろした。
同点の7回一死からは広島・森浦に対し、3番・近本、4番・佐藤輝の連打で、一、三塁とチャンスメーク。続く大山は申告敬遠で勝負を避けられたものの続くロハス・ジュニア(32)がきっちりと右翼に犠飛を打ち上げ、6―5と勝ち越しに成功。この1点を8回から湯浅→9回はケラーの勝利の方程式で逃げ切った。
本拠地・甲子園で広島に連勝。借金を1まで返済した矢野燿大監督(53)は「よく粘ってくれました。どんなスポーツでも流れはある。シーソー(ゲーム)になったけど、最後にみんなで流れを持ってこれた。全員が絡んだ試合」と振り返った。
8月は12勝14敗で2つの負け越し。指揮官は「残り試合も本当に少なくなっていますし、一つでも勝って上に行くために戦っている」と、残り20試合となった9月戦線を見据えていた。












