巨人・原辰徳監督(63)が3―6で敗れた15日の広島戦(東京ドーム)後、延長11回に勝ち越し満塁弾を浴びた7番手・菊地を擁護するとともに、決め手を欠いた打線に苦言を呈した。

 この日も打線はつながりを欠いた。0―2の4回無死満塁から中田の放った内野ゴロの間に1点を返して27イニングぶりの得点をもぎ取ったが、結局この回に奪った得点は1点のみ。6回に大城の適時打でなんとか2―2の同点とするも、勝ち越しには至らず。迎えた延長11回、7番手・菊地が磯村に痛恨の満塁被弾を喫して勝負あり。裏の攻撃で大城が放った8号ソロも空砲に終わった。

 最後は力尽きる形で菊地が一発を浴びたが、これを指揮官は擁護。「菊地は責められないよね。その前のところでね、もう少し打線がいかないといけませんよね」と肩をすくめた。安打数では広島を上回る11安打を放ちながら3得点どまり。再三のチャンスをものにできなかった野手陣へ「何とかこの、あまりいい流れではないところの、誰か、出てこないとね、流れを変える」と苦言も呈した。

 順位はなんとか2位をキープしたものの、この日の敗戦で5位・DeNAまでの4球団がわずか0・5ゲーム差の中にひしめく混戦模様に…。戦いはますますし烈なものとなっていきそうだ。