野球評論家の江川卓氏が6日、ユーチューブチャンネル「江川卓のたかされ」を更新し、145イニング連続無失点記録を止められた柳川商戦の思い出について語った。

 高校3年生時の夏の甲子園1回戦で柳川商と対戦。柳川商打線はバットを短く持ちバスターで当てていく作戦を用いて6回に1点を先制し、これが江川氏にとっては146イニングぶりの失点となった。試合は延長15回の末、江川氏の作新学院が2―1サヨナラ勝ちした。

 江川氏はこの試合で三振を23個奪った。しかし翌日の新聞を読んだ江川氏は「板東英二さんが延長18回で25個(の三振)という記事を拝見して、初めて自分が『あれ、23個か』と。延長18回までやればよかったなと思いました(笑い)」と話した。

 続けて「そうしたら記録を抜けたかもしれないなと思ったのが本当の話です。そうした夏も記録が残ってたのになって。夏は何も記録がないので」と悔しがった。選抜大会では大会通算奪三振60、連続三振8の最多記録をマーク。

「(チームメイトが)15回サヨナラしてくれたのに、次の日新聞みて思ったのがそれです。『あと3インニングやっちゃってもよかったかな』。あるまじき考え方をするのが当時の私でした」と笑みを浮かべていた。