価値あるカード勝ち越しとなった。阪神は7日の広島戦(マツダ)を7―5と逆転勝利し、後半戦3カード連続の勝ち越し。首位・ヤクルトに8・5とゲーム差をつめた。
カード初戦はモノにしたが、前日6日は最終回に3点リードを守りきれず、まさかのサヨナラ負け。タイで迎えた3戦目も、4回まで2―5と苦しい展開だっただけに、矢野燿大監督(53)は「昨日の試合展開からきょうの流れを考えたら、本当によう勝ってくれた。1勝以上の価値がある1勝だと思う」とナインをねぎらった。
3点を追う5回は、助っ人勢に2者連続弾が飛び出した。広島・遠藤から、まずはアデルリン・ロドリゲス内野手(30)が中堅左に2号2ランを放って1点差とすると、続くロハス・ジュニア外野手(32)も、右翼席へ同点となる6号ソロをブチ込んだ。
「そこから追いついて勝ったということが、それが一番大事だと思うし、うれしい」(ロドリゲス)、「目の前でロドリゲスがあんなに素晴らしいホームランを打ってくれたから、続きたいと思っていた。アベック弾を打つことができて最高の気分だね」(ロハス)。
さらに8回には敵の5番手・森浦を攻め、一死二塁から島田の左中間への勝ち越し二塁打、なおも一、三塁から4番・佐藤輝も犠飛で続き、7―5と突き放した。最終回は前日にセーブ失敗した守護神・岩崎ではなく、助っ人右腕ケラーを投入。指揮官の決断に応え、3人斬りで来日初セーブを飾った。
投手陣は先発・ガンケルこそ4回5失点と試合をつくれなかったが、5人のリリーフがその後を無失点に抑える奮闘。矢野監督は「みんなが頑張らないと勝てない試合。誰かじゃないよね。全員がヒーロー」と今季7カード目でようやく手にした対広島のカード勝ち越しを、興奮気味に振り返っていた。












