勢いが止まらない。DDT・24日の後楽園大会で、KO―D無差別級王者の樋口和貞(33)が吉村直巳と組んでMAO、朱崇花組を撃破しKO―Dタッグ王座を獲得した。

 今年、樋口はシングルのトーナメント「KING OF DDT」を初制覇し、遠藤哲哉の返上で空位になっていたKO―D無差別級王者となった。さらにこの日は吉村と新たに結成した「ハリマオ」でタッグ王座に挑戦。王者組の素早い動きに苦しみつつも持ち前のパワーで徐々に押し込み、最後はMAOにぶちかましからのブレーンクロースラムを決めて3カウントを奪った。

 試合後、対戦相手への感謝を口にした樋口は「俺たちハリマオがタッグチャンピオンだ。そして自分は、晴れて2冠王だ!」と胸を張る。さらにKO―D無差別級奪取後からタイトル戦での対戦を熱望していた遠藤を呼び出し、改めて宣戦布告だ。これにこの日リング復帰した遠藤から「俺は今日立ち上がったけど、まだ俺の中で(ファンに)恩を返せていないと思ってる。またベルトを巻いてDDTのトップに立つことで恩返しができると思っているんだ」と受諾された。

 これにより、8月20日の東京・大田区総合体育館大会での激突が決定。2本のベルトを誇らしげに掲げた樋口は「俺たちのDDTを見せるために、戦おう!」と激闘を誓った。