J1で最下位の神戸は6日、ホームで17位清水との〝裏天王山〟に臨み、途中出場のエースFW大迫勇也(32)の華麗なスーパーゴールで2―1と勝利した。

 神戸は元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタを中心に攻め込むと、前半8分にFW汰木康也のゴールで先制に成功。後半21分に同点とされた直後に投入された大迫がチームに活力をもたらすと、後半アディショナルタイムの47分、ゴール前でエースがこぼれてきた浮き球に素早く反応し、ダイレクトボレーシュートでゴールネットを揺らした。

 チームは今季初の2連勝とともに、吉田孝行監督の就任後、2戦連続の勝利。J1残留に向けて直接対決を制し、得失点差ながら最下位から抜け出した。負傷を抱えながらもプレーしている大迫は「チームにすごく迷惑をかけているので点を取ることができてうれしい。チームメートに感謝したい」とし「前を向いて突き進んでいくしかないので、ここから巻き返したい」と力を込めた。

 吉田監督は「サコ、すごいですね。こういう勝ち方でも勝ち点3を取ることが大事なのであきらめずにやっていく」とし、最下位から抜け出したことには「一戦一戦、戦うだけ。次のジュビロ戦(9日)に切り替えていきたい」と語り、今後の戦いを見据えていた。