北中米W杯1次リーグF組初戦(14日=日本時間15日、米国・ダラス)、日本はW杯準優勝3回の強豪オランダに2―2で引き分けて勝ち点1を獲得した。この戦いについて森保一監督(58)とプライベートでも親交のある元日本代表FW武田修宏氏(59=本紙評論家)は、試合終盤に追い付いた日本の勝負強さを強調。結果は「想定内」とし、次戦チュニジア戦の必勝を求めた。
大事な初戦で強豪オランダを相手によく戦ったと思う。特に開始直後のピンチを含めて2度もゴールを阻止したGK鈴木彩艶(パルマ)は素晴らしいパフォーマンスだった。彼の貢献度は本当に大きい。あそこで失点していたら、苦しい試合展開になっていたのは間違いないね。
それと右サイドのMF堂安律(Eフランクフルト)と右シャドーのMF久保建英(レアル・ソシエダード)は献身的な守備をしてくれたし、攻守において良いプレーだったかな。
日本はこれまでなら1―2のままで試合を終わらせられていただろうね。でも戦術やメンバーを代えて同点にした。この勝負強さは森保ジャパンの特長じゃないか。イレブン個々の力はもちろん、チームとしても「日本」の地力がかなり上がっている証拠でしょう。
さらに言えば、終盤の強さは、森保監督のW杯戦略のおかげともいえるかな。今大会に向けて選手のコンディションを整えるために準備に尽力がしたことと、負けたときに点を取りに行く戦いや勝っているときに守る布陣など、どんな状況にも臨機応変できるように指導したから。特にサイド選手の起用法は「ポイチ」ならではだね。
まあ、ドローという結果については「想定内」。1次リーグの勝ち負けはもちろん、大事なんだけど、日本は決勝トーナメントで勝つための戦いをしているので、確実に勝ち点を積み上げたのは悪いことではない。次のチュニジア戦(20日=同21日)ではもっとチャンスをつくれるからしっかりと勝って1次リーグ突破を決め、決勝トーナメントに備えられるようにしてほしい。











