新日本プロレス18日の東京・八王子大会で、「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」覇者の高橋ヒロム(32)が地元凱旋を果たした。

 前人未到のリーグ戦3連覇を果たしたヒロムは、21日後楽園大会でIWGPジュニアヘビー級王者の石森太二に挑戦する。王座戦を直前に控えたこの日の大会では「八王子凱旋試合」でBUSHIと組み、石森、SHO組と対戦した。

 石森と互いに譲らない一進一退の攻防を繰り広げたヒロムだったが、SHOのラリアートを浴びた際にレフェリーと交錯してしまい、リング上が無法状態となってしまう。それでもトーチャーツール(レンチ攻撃)を回避すると、BUSHIとの合体式ジャーマンを発射。さらにダブルのトラースキックを石森に決めて、敵軍の分断に成功する。最後は強烈なヒロムちゃんボンバー(ラリアート)からTIME BOMBでSHOを沈めてみせた。

 故郷に錦を飾り、最高の形でベルト奪取に弾みをつけたヒロムは「八王子凱旋試合、最高過ぎるんですけど~」とマイクアピール。後楽園決戦に向け「何が何でも超満員になってほしいんだ! 6月21日、来てくれた人、絶対後悔させねえ! だってよ、高橋ヒロムと石森太二が正面からぶつかり合うんだ。盛り上がらねえはずがねえだろ! 待ってるぜ!」と来場を呼びかけた。

 さらに内藤哲也、SANADA、鷹木信悟もリングに姿を現し「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の5人が勢ぞろい。全員で記念撮影したものの、グータッチは4人にスカされたヒロムはバックステージで「八王子、本当いいよね。地元ってすごい最高だと思いました。でもさあ…仲間にああいうふうにされちゃうと、次、誰かの凱旋試合とかあった時、俺はあんまりいい対応できないかなと」と、せっかくの晴れ舞台に女々しいことを言ってのけた。

 ともあれ、超満員札止めの観衆の前でIWGPジュニアのベルトを奪回するのが、今のヒロムの最大のテーマだ。「超満員札止めまで、あと370枚。さあ、厳しいなあ。分かるけど、言わなきゃ始まらないからさ。まあ、今日言うのは八王子最高。そして今日見に来てくれた人、八王子から後楽園ホールなんてすぐだぞ? 歩いてでも行ける。来てくれ、待ってる」と、最後まで〝営業活動〟に余念がなかった。