全日本プロレス・諏訪魔(45)の〝二重人格〟が、ビジネスにも多大な影響を及ぼしている。

 極悪軍団「ブードゥー・マーダーズ」に再加入した諏訪魔とは別人格とされる本名の諏訪間幸平専務が16日に訪れたのは、埼玉・蕨の「アイスリボン」事務所。先日設立された女子プロレス運営会社「Evolution」プロデューサーとして、藤本つかさに引き続き協力を求めるためだ。

 さっそく「このたびは引退されたということで、14年のプロレス生活、本当にお疲れさまでした」とあいさつした。だが、何か様子がおかしい。藤本は見る見るうちに不機嫌モードになり「私は引退していません!」とピシャリ。正しくは5月4日大会を最後に無期限休業中で、いきなり大失態を犯した。

 しかも藤本の左手薬指に指輪を見つけ、「え?」と驚く始末。3月に結婚したことも知らなかったようだ。すっかり印象を悪くしたタイミングで「引き続きアドバイザーをお願いしたくて」と切り出すが、藤本は「うちの朝陽が、諏訪魔選手が凶器を持って大暴れしている記事を目にしたようで『二度とこんな野蛮な人と絡まないでください』と言われました。若い選手の教育上、よくないので…」と難色を示す。

 諏訪間専務は「記憶にない」と主張するが、そんな言い訳は通用するはずもない。塩対応の藤本から「石川修司さんもプロデューサーですよね? 信頼できる石川さんの話なら聞きます。お引き取りください!」と追い出されてしまった。

「石川選手とは決裂してしまったからなあ…」とつぶやきながらJR西川口駅方面に歩を進める諏訪間専務の背中には哀愁が漂っていた。