巨人・増田大輝内野手(27)が9日、東京都内の球団事務所で契約更改を行い、700万円増の2200万円でサインした。

 今季の増田大は出場した74試合のうち、48試合が代走としての出場。塁上をにぎわせ、相手バッテリーをかき乱す切り札としてリーグ2位の23盗塁をマークした。ただ、満足はしておらず「去年よりは走れた部分はありますけど、まだ盗塁数も2位だったので、そこが1位になれるようにまだまだ勉強していかないといけない」と語った。

 目標とする盗塁王に輝いたのは8個差で上回った阪神の近本。さらに、パ・リーグでは50盗塁を記録したソフトバンク・周東もいる。増田大は「代走だったからこれだけ走れたという部分もあるかもしれない」としつつ「近本君に勝たないと周東君と戦うこともできないので、近本君を抜けるように」とライバル心をのぞかせた。

 また、増田大といえば盗塁だけでなく内外野を守れる万能ぶりも大きな持ち味だが、8月6日の阪神戦(甲子園)で11点差をつけられた8回一死から電撃的なプロ初登板。打者3人を相手に無失点に抑えたシーンは球界に衝撃を与えたが、本人いわく昇給分には「入ってないですよ。ただ投げたということだけです」と笑い飛ばした。

 何はともあれ、盗塁の企画数を増やすにはポジションを確立することが先決。増田大は「レギュラー目指してやるのも一番の目標。そのなかで自分に与えてもらった役割を1年間まっとうできるように。チームで唯一無二の存在になれるように頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った。

(金額は推定)