日本ハムの「ビッグボス」新庄剛志監督(50)が2日の広島戦(マツダ)後、相手の守備職人・菊池涼介内野手(32)の〝職人芸〟を絶賛した。
先発・伊藤が負傷降板後、1―6と逆転された直後に打線が2点を返し、さらに巻き返しムードの中、7回無死一塁から飛び出した相手二塁手・菊池の好守に自ら言及した。
「点数にはつながらなかったけど、少しずつ点数を返そうと。いい粘りはしていたと思う。(7回は)ノーアウトで出て、面白くなるんじゃね、と。菊池君もいいプレーしたしね。すごいよ。あそこの打球をギリギリ捕って、セカンドに投げるんだからね。彼にとってはまあまあ普通、という感じでしょ。まずスタートがいい」
こう語ってベンチから菊池へ拍手を送った理由を語った。
松本の一、二塁間を抜けようかという打球を左斜め後ろへダイビングしてこれをキャッチ。その流れの中で反転しながら低い姿勢でセカンドへ間一髪の正確送球を送りフォースプレーを完成させた名手のプレーを、指揮官は敗戦コメントの中でさらりと称えていた。
常に敵味方関係なく球界全体の利益を考えているのがビッグボス。試合中、相手チームの好プレーに拍手を送り、それを称えることは今回に限ったことではないが、これを嫌味なく実行できてしまえるのも野球に対する深い愛情と敬意があるからこそだ。












