勝利の女神はどこに行ってしまったのか…。ロッテのエース左腕・小島和哉投手(25)が不敗神話ならぬ〝不勝神話〟に悩まされている。
2日のヤクルト戦(神宮)で今季9試合目の先発マウンドに上がった左腕は初回から毎回走者を出しながらも要所を締める投球で5回まで無失点。初回に中村奨の2ランなどで味方打線が奪った3点を必死に守る粘投を見せた。6回に先頭・山田に12号ソロを浴び1失点こそ許したものの、この日の小島は気迫のある投球で追加点を許さない。結局6回5安打1失点で勝ち投手の権利を持ったまま降板。今季初勝利を救援陣に託した。
だがその期待もむなしく7回からマウンドを引き継いだ2番手・東條が太田に1号ソロを献上。1点差に迫られると続く8回には3番手・ゲレーロが一死一、二塁からオスナに適時打を許し同点に。この時点で小島の今季初勝利はまたしても幻となった。
これで今季9試合の先発で0勝5敗。ここ3試合は自責点2点以下の好投続きで防御率もこの日の試合を含め2・67と悪くはない。大きな故障もなく体は万全そのもの。にも関わらず一向に勝ち星に恵まれないのだからもはや今季の成績は不運どころか「謎」としか言いようがない。
2桁勝利を挙げた昨季も5月末までは8試合の先発で2勝2敗と苦しんだ。だが、6月以降は順調に白星を量産。チームが優勝争いを続けていた10月3日の楽天戦で待望の10勝目をマークした。そんなシーズン中盤以降に強い左腕の活躍傾向を見ればまだまだ挽回の余地はありそうだが…。
投球も状態も悪くないのにことごとく勝ち運に見放される小島。厄払いはいつになるのか。












