〝スイープ愛〟は健在だ。カーリングの日本選手権1次リーグ(26日、北海道・アドヴィックス常呂カーリングホール)、北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレ(LS)は、フィロシーク青森に7―5で勝利。通算成績を6勝1敗とし、決勝トーナメント進出を決めた。

 時間帯でアイスが細かく変わる難コンデションの中での大会。各チームが苦戦する一方で、LSの的確なショットを引き出しているのがセカンド・鈴木夕湖(30)だ。この日もリード・吉田夕梨花(28)とのコンビでショットのズレを見事に微調整。北京五輪後にチーム全体でスイープの強化に励んだ成果が実を結びつつあるが、鈴木は「スイープの部分の伸びしろはすごくある」とさらなる成長を見据えている。

 努力の虫と称される鈴木は誰よりもスイープにこだわりを持つ。代表理事の本橋麻里氏(35)も「チームの中でスイープに関してはすごく掘り下げている。自分の利点と弱点をよく見つめている。ジャッジもですが、本当にとことん追求している」と舌を巻くほどだ。

 前回大会は決勝でフォルティウスに敗れ、準優勝に終わった。「今までの経験からプレーオフの戦い方が違うことは分かっている。明日の予選を終えてからしっかりミーティングをして、プレーオフではまた違った集中力で臨みたい」と意気込む鈴木が自慢のスイープで日本一に導く。