巨人・原辰徳監督(63)が29日の阪神戦(東京ドーム)で、エースの菅野智之投手(32)に3回で降板を命じた。

 立ち上がりから不安定だった。2回までどうにか無失点で粘ったが、直球の最速は145キロでボールが先行する苦しい内容。3回には先頭打者だった相手投手の青柳に左前打を許し、二死一塁から佐藤輝に直球を右翼のバルコニー席へ特大の先制2ランを浴びた。

 なかなかリズムに乗れない右腕に、原監督は早々と交代を決断した。3回の攻撃で一死一塁で菅野に打順が回ると、代打に広岡を送った。序盤で2点差という展開での交代劇に、原監督が交代を告げようとしても球審になかなか気づいてもらえない事態に…。秋村球審も驚いた表情を浮かべ、場内も「代打・広岡」のアナウンスに大きなどよめきに包まれた。

 結局、菅野は3回まで64球を要し、3安打2四球で2失点。2番手にはこの日、支配下登録を勝ち取ったばかりの菊地がマウンドに上がり、再びどよめきが起こった。