ゼロワンの神尊仁社長は13日、10日両国国技館大会の試合中に起きたアクシデントで「頚髄損傷」と診断された〝炎の戦士〟大谷晋二郎について取材に応じ「昨日(12日)の段階で家族と会話ができるようになっている」と明らかにした。

 大谷は同大会でノア・杉浦貴が持つ世界ヘビー級王座に挑戦。15分過ぎにジャーマンでコーナーのターンバックルにたたきつけられてから全く動かなくなり、レフェリーストップで試合が終了していた。神尊社長は「日曜日(10日)のリング上の光景からすればひと安心」と安堵。その一方で「状況が状況なので、僕らも分からないところがある。とにかく今はゆっくり待つしかない状態。日々回復の兆しが見られれば」とも付け加えた。

 大谷は団体設立から唯一在籍しており、神尊社長は「本人は『21年間ゼロワンをやってきて、順風満帆な時はなかった』と常に口にしてきた」と振り返る。その上で「与えられた試練を乗り越えてきたので、今回もみんなで頑張っていくしかない」と言い切った。

「大谷のような男はファンからの応援が何よりも力になるので、熱い〝大谷エール〟を送ってください」と神尊社長。回復に向けて一歩ずつ前進することを願うばかりだ。