巨人が3―2と劇的なサヨナラ勝利で連敗を2で止めた。

 9日のヤクルト戦(東京ドーム)は両者一歩も譲らず、2―2のまま延長戦に突入。10回表に巨人のドラ1守護神・大勢がセーブシチュエーション以外で初登板し、3人で締めたその裏だった。

 一死走者なしで8回に代走で途中出場した立岡宗一郎外野手(31)が打席に立った。ヤクルト・梅野の初球146キロ直球にバットを一閃。ライナーでG党の待つ右翼スタンドに飛び込んだ。

 立岡の今季1号のサヨナラ弾にベンチはお祭り騒ぎ。立岡を手荒く出迎えた。

 プロ初勝利となった大勢もベンチを飛び出し大喜び。お立ち台に上がった立岡は「やりました」とニッコリ。「(前の打席の坂本)勇人さんが1球でアウトになっちゃって、打ちにいこうか悩んだんですけど、思い切っていきました」と、14年目のベテランらしく笑わせた。

 代走や守備固めでの起用が多く、なかなか好機は回ってこない。「毎年、競争が激しい中でどうやって自分の価値を出すかと毎年、考えていて。正直、苦しいことばっかりでいつかこういう日がくると思ってやってきました」と、立岡は振り返った。

 昨年、結婚し家族が支えになっている。「僕自身も これからいけるように。レギュラーとるつもりで頑張ります」と、立岡は高らかに宣言した。