カタールW杯の組み合わせ抽選会(1日=日本時間2日)が行われた。まだ3枠は未定ながらも参加32チームが8組に分かれ、1次リーグで激突。各組上位2チームが16強で争う決勝トーナメントに進出するが、その戦いを占った。

【A組】FIFAランキング最上位(10位)のオランダの突破が濃厚。カタールが〝開催国パワー〟で1次リーグ突破なるか注目される。アフリカの強豪セネガル、南米予選をしぶとく勝ち抜いたエクアドルも勝ち上がる実力はある。

【B組】昨年の欧州選手権準優勝のイングランドが組み合わせに恵まれた。欧州予選プレーオフ枠はウェールズとスコットランド―ウクライナ戦の勝者が入る。実力的に米国とイランの1次リーグ突破は厳しそうだ。

【C組】FWリオネル・メッシ擁するアルゼンチンが一歩リードの印象。決勝トーナメント進出常連のメキシコも勝負強さが光る。ポーランドはエースFWロベルト・レバドフスキの決定力を生かせるか。サウジアラビアは厳しそう。

【D組】前回優勝国フランスの実力が抜けている。エースFWキリアン・エムバペら強力攻撃陣擁するチームを崩せる相手は見当たらない。大陸間POを残す南米のペルーが勝ち上がれば、デンマーク、チュニジアと残る1枠を争う展開か。

【E組】スペインとドイツの2強が1次リーグを突破する。ともにW杯で優勝経験があり、若手の台頭も著しく、選手層も厚い。チームとしてのクオリティーも高く、2大会連続の決勝トーナメント進出を狙う日本とコスタリカ―ニュージーランド戦の勝者も苦戦必至。

【F組】2018年8月からランキング首位を守ってきたベルギーは2位に後退も実力は健在。グループ2位争いは前回準優勝クロアチアとかつて日本代表を指揮したバヒド・ハリルホジッチ監督が率いるモロッコ、予選快進撃のカナダの三つどもえか。

【G組】2017年7月以来のランキング1位に返り咲いたブラジルが個人力、組織力でも他国を上回るも2位争いは混戦ムード。ドラガン・ストイコビッチ監督が率いるセルビアが優勢ながら組織力のスイス、攻撃力のカメルーンもチャンスあり。

【H組】FWクリスチアーノ・ロナウドを擁するポルトガルは欧州予選でプレーオフに進出と苦しんだものの、1次リーグ突破の大本命。ただウルグアイ、ガーナ、韓国も自慢の攻撃力で猛追しており、実力伯仲で得失差がポイントか。