完全復調はまだまだ先か…。巨人のチアゴ・ビエイラ投手(30)が連夜の大乱調だ。

 31日のヤクルト戦(神宮)では5点リードの9回から登板。先頭打者の山田に四球を与えて不穏な空気を漂わせたが、村上はスライダーで空振り三振で仕留め、まずは一死とした。ただ、続くサンタナにはカウント2―2から投じた152キロ直球を右翼スタンドに放り込まれ、3点差に詰め寄られた。

 不本意な形ながら走者がいなくなり、長岡は遊ゴロで打ち取り、ゲームセットまであとアウト1つ。しかし、オスナにこの回2個目の四球を出し、原辰徳監督(63)の我慢も限界に達した。ゆっくりとベンチを出てビエイラに手招きするジェスチャーを送って降板指令だ。

 ビエイラは前日(30日)の同戦で3点リードの8回から登板し、2者連続四球を与えて二塁に悪送球。一死しか奪えず、1失点で降板していた。この日は大量リードのなかで復調への舞台を与えられたが、万全の状態には程遠く、ビエイラの後を受けた畠が2球で試合を終わらせ、今季初セーブをマークした。

 原監督は「彼は良い時の投球をちゃんと記憶しているわけで。ですから、足りないところは調整してもらうというところを期待しています」とピシャリ。昨季のクローザーが輝きを取り戻すのはいつになるのか――。