第94回選抜高校野球大会第4日(22日)第1試合では11年ぶり出場の国学院久我山(東京)が春初出場の有田工(佐賀)を4―2で下し、選抜初勝利を挙げた。

 雨の影響で3時間遅れで試合がスタート。初回に大野の適時打で先制すると、3回は成田、6回に斉藤、7回に成田と適時打を重ねて加点した。先発の成田は7安打2失点で完投し、打っても2安打2打点と投打に活躍。尾崎監督は「集中するべきところで集中し、ワンプレーに臨んでくれた結果。成田は長いイニングが久しぶりだったけど、甲子園の舞台が成長させてくれた」と話し、成田は「久我山野球部の歴史を作り、その一員になれてうれしい」と笑顔を見せた。

 昨年11月にイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)の訪問指導を受け、聖地で恩返しができた。試合前に「アメリカで見ていますよ」と関係者を通じてメッセージをもらったことを明かした尾崎監督は「ウチの野球スタイルを評価してもらっていた。打者の特徴を見て、外野の守備位置もできていた。1つ1つの判断力でイチローさんのメッセージを生かせていたのかな。守備力にもつながった」と感謝し「ようやく春に1勝できた。躍動している姿を一試合でも多くイチローさんにみてもらいたい」と高知との次戦を見据えた。