自力で開幕ローテをゲットした。阪神のドラフト3位ルーキー・桐敷拓馬投手(23)が20日のオリックス戦(京セラ)に先発。5回3安打無失点の好投で、開幕ローテ入りを確実にした。

 前回登板の教育リーグ・中日戦では5回7失点と乱調に終わっていただけに、この日の結果次第では内定していた開幕先発ローテが〝再考〟される可能性にあったマウンド。「ストライク先行で、しっかりコースをつけた。ツーシーム、スライダー、真っすぐ、ストライク先行でカウントが取れたのが一番よかった」とテンポ良く投げ込んだ。

 初回、4回と2度、先頭打者での出塁を許したが動じず。特に4回は先頭・ラベロに右中間二塁打を許したが、吉田正、杉本、宗と続く相手主軸をそれぞれ、中飛、見逃し三振、右飛に打ち取る粘り強さも発揮した。「自分の中で萎縮しないで攻めていこうと。それがよかったと思います」と踏ん張り、5回を71球で5奪三振、本塁を踏ませず開幕切符を自力で引き寄せた。

 矢野燿大監督(53)も「前回、結果がよくなかったから、ゼロで行けたっていうのがまずは一番良かったんじゃないかな。ルーキーやからね。どんどん攻めて行って、勝負を思い切ってくれたらいいんじゃないかなと思う」と評価し、27日の開幕第3戦の登板を確実に。桐敷も「追い込んだ後のツメの甘さが今日は出てしまったので、次は修正していきたい」と来る本番を見据えていた。