J1神戸の日本代表FW大迫勇也(31)が逆襲宣言だ。メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)とのアジアチャンピンオンズリーグ(ACL)本戦出場をかけたプレーオフ(15日、ノエスタ)で2ゴールをマーク。延長までもつれ込んだ一戦の勝利(4―3)に貢献した。

 昨季はリーグ3位と躍進した神戸だが、J1開幕から3敗3分けと6戦未勝利でクラブワースト記録を更新。クラブを取り巻く空気も不穏さが増していく中、神戸は14日に公式ホームページでクラブやスタッフ、選手に対して誹謗(ひぼう)中傷や侮辱など「看過できない発言が見受けられる」と訴え、法的措置を取る場合もあるとした。

 それだけに大迫もこの日にかける思いは強かった。勝利後には「Jリーグでふがいない結果が続いていたので、チームがいい方向に向かうチャンスだと思って臨んだ。結果が出てよかった。1発勝負のなので、持っているもの全てを出し切ろうとチーム全体で話していた。Jリーグでもこの熱さを表現したい」と巻き返しを誓った。

 この日先制点を挙げた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらビッグネームもそろうだけに、ACL本戦出場を決めたからには「優勝するだけのメンバーがそろっている。本気で(優勝を)取りにいきたい」。この勝利をキッカケにJリーグでも反攻に転じることができるか。