欧州王者の補強にも影響か。昨季の欧州チャンピオンズリーグを制したイングランド・プレミアリーグのチェルシーを支えているオーナーのロマン・アブラモビッチ氏(55)の資産が1日で約6億5000万ポンド(約1014億2000万円)も減少したと英紙「サン」が報じている。

「ロシアの石油王」と呼ばれる実業家で投資家のアブラモビッチ氏。同紙によると、ロシアとウクライナの間に緊張感が高まっていることで、同氏が保有する株式も大幅に下落。「鉄鋼グループのエブラズ社の株は28・6パーセントも急落した。(アブラモビッチ氏の資産は)たった1日で6億5000万ポンドも減少した」という。

 同紙は、資プラットフォームAJベルの金融アナリストであるダニー・ヘウソン氏が「投資家はロシアとウクライナの間の物理的な戦いが始まろうとしていることを恐れています」と語ったと報道。両国のさらなる関係悪化により、金融危機に突入する可能性を伝えている。

 もちろん、毎年のように大型補強を繰り返している欧州王者チェルシーの戦略にも支障が出そうだ。これまでもアブラモビッチ氏の積極的な〝投資〟によりチームを強化してきただけに、今夏に向けて大きな影響は避けられないはずだ。